【超重要】良くならない姿勢の崩れは「耳」から攻めるべき理由

takumi
運動やっているけど
ずーっと猫背…
ずーっと反り腰…

このような改善しない姿勢に乱れ・歪みはもしかしたら「耳」が弱っているからかもしれません。

ここで言う「耳」とは耳の奥にある

  1. 三半規管
  2. 耳石

をあわせた「前庭系」のこと。

一般の方は難しく考えず「耳」が重要なんだなと思ってもらえればOKです。

実はこの「耳」の機能が低下していると姿勢も崩れてしまいます。

それだけでなく

  • 体の緊張が高まったり…
  • 思うように体が動かせなくなったり…

様々な問題が発生します。

takumi
僕もトレーナーとして駆け出しの頃は耳が重要!なんて考えたことがなく…なかなか結果が出せない期間もありました

ですが、「耳」について理解を深めたことで

  • 基本週1しか運動しない親父の肩痛を改善
  • 運動ほぼ未経験の母親の反り腰を改善
  • 何やっても前屈で手が地面につかない人の柔軟性を一瞬で改善
  • スポーツ選手のバランス能力を即時でアップ

いろいろできるように。

僕がすごいのではなく…この運動プログラムの効果が絶大で素晴らしい…

マッサージや整体などでいつも姿勢の悪さを指摘されるけど、数日経てば元通り…という人も「耳」について知ればやるべきことが変わってきます。

takumi
この記事ではわかりやすく耳の重要性・そして何をすればいいのかを解説するよ!

猫背・ストレートネック こんな人も「耳」が弱っている

「三半規管」という言葉。

聞いたことないでしょうか?

前庭(ぜんてい)よりは馴染みのある言葉かもしれません。

乗り物酔いをしやすい人は三半規管が弱い…と一般的にも使われるので知っている人も多いかと思います。

三半規管は頭を横に振ったり、回したりするときに使われます。

  1. 自分の頭がどこにあるのか
  2. 自分のバランスが今どうなっているのか

自分の位置を瞬時に判断し、体のバランスを保ってくれます。

つまり「乗り物酔い」しやすい人は…

この前庭系が弱ってしまっているので「自分の頭の位置がどこにあるのかわからない」状態になってしまっているんですよね…

この三半規管・耳石器の機能が低下すると…
  • バランス能力の低下
  • 体が硬くなる
  • 思い通りに動かせない
  • 姿勢が崩れていることに気付けない
  • 体が傾いていることに気がついても直せない

ほかにもいろいろ…影響がでます。

わかりやすいのは目に見えてわかる姿勢への影響ですね。

猫背・ストレートネックも前庭機能低下

例えば背中が極端に丸まっている「猫背」
首が過剰に前に出てしまっている「ストレートネック」

これらも前庭系(三半規管・耳石)の機能低下が影響しているかも。

自分の頭や背骨の位置がわからないから自分の頭が前に出ていることに気が付きません。

背中が丸まってしまっていることもわからなくなってしまう…

僕も常に首が傾いていた

そんな僕も前庭機能が低下していた一人。

美容室にいくといつも美容師さんに「頭まっすぐにしてください」と指摘されてました(涙)

takumi

思い返せば小学生の頃から首の傾きがあったかも…親や先生にも何度か指摘されたこともあるけど、気付いたら曲がっているから自分の意思では直せなかった…

「首を長く保とう」と心がけたことがあります。

しかし、不自然な姿勢キープしていると今度は腰が痛くなったりで…

はちゃめちゃでした…

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首が傾いている

意識で直そうとする

もとに戻る

もっと意識する

変な姿勢になり別の場所が痛くなる…

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意識で何かを直そうとすることは別の害に繋がる可能性があります。

体って難しいですね…

しかし、意識の取り扱い方はしっておいたほうがいいですよ。

首が傾く以外にも

  • 背中が曲がる
  • O脚になる
  • 首が前に出る
  • 内股になる

いろいろ今の現状を「意識」で変えることは注意したほうがいいと僕は考えています。

【専門家が徹底解説】姿勢は意識では直らない【反り腰・猫背】

前庭系の機能チェック方法

話が脱線したので戻します。

では、どうやってこの「耳」の機能チェックができるのか?

これは閉眼立ちが有効です。

両足を一直線上に置いてバランスを取れるかチェックしてみましょう。

動画で解説しているので一緒にやってみましょう👇

注意点

いきなり目を瞑ると強くふらつき転倒するリスクがあります。最初は目を開けてからおこなってください。

いかがでしょうか?

やってみて

  • ふらつきが強く出る
  • 目が回る
  • 姿勢を維持できない

こういう人は前庭系に問題が起こっていることが可能性として考えられます。

これができないから何?という話でもありますが。

前庭系が弱っているということは…
  • バランス能力の低下
  • 体が硬くなる
  • 思い通りに動かせない
  • 姿勢が崩れていることに気付けない
  • 体が傾いていることに気がついても直せない

いろんな問題に繋がりましたよね?

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問題が山積みの体はうまく動かせない

SNSでめっちゃ良い!と紹介されている運動を
やってみても体が同じように動かせてないので
どこに効いているかわからない

効かせたくない場所が張って
脚が太くなったり痛めたりする…

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運動する理由がボディメイクやダイエットでも
体をコントロールできる人できない人では
同じ30分の運動が雲泥の差となる…

 

チェックしてみて問題が見つかった人はしっかり改善していきましょう!

三半規管・耳石はどうやったら鍛えられる?

耳なんてどうやって鍛えられるの?と疑問の方へ。

鍛え方はシンプルで

  1. 頭を振る
  2. 回すこと

主にこの2つでOK。

頭部が動く中で「三半規管」や「耳石」が使われるため、あえてその状況をトレーニングの中で入れてくことで「耳」に刺激が入ります。

▼例えばこんなエクササイズ▼

頭部を前後に振るような動きが入っていますよね。

そして、腹筋もきつい…

一石二鳥のトレーニングです。

また頭は

  1. 横方向
  2. 縦方向

動かし方向によって刺激の入る場所が変わってきます。

横にゴロゴロと転がる。

これだけでも「三半規管・耳石」のトレーニングには効果的…

少し刺激が強いものになりますが

  1. 前転
  2. 後転

これら2つも前庭の刺激にはかなりいい!

子供の頃は誰しも1回はやったことがある動きですよね!

takumi
実は子供はこのような遊びの中で自分の体を育てているだよね〜!

ぐるんぐるん回ったりすることで姿勢が整う…

嘘のようなホントの話です。

前転は久々にやると頭を打ったり気分がかなり悪くなることがあるので、比較的やりやすい「後転」からがおすすめです。

ビフォーアフターもチェックしてみよう

ちゃんと効果が出ているのか。

実はこれも簡単にチェック可能です。

試しに立った状態から前屈で比較してみると良いです。

例えばこんな風に前屈が硬い人…

この写真の方はサッカーをやっていましたが中学生の頃には前屈で手が付かなくなった…と教えてくれました…

前屈が付かない原因
  • 体が硬い
  • 腿裏が硬い

普通ならこの状況を見た時にこんなことを言われますよね?

ですが、ストレッチをいくらしても改善しないものはしない。

前屈が改善しない原因を履き違えていると延々に非効率な運動をしてしまいます…

ここでちょっと視点を変えて「耳」から刺激を入れてみましょう。

こんな感じでバランスボールに乗っかってはねるだけ。

やり方はこんな感じです。

これでも耳に刺激が入ります。

どうでしょうか…?

少し前屈が前よりもやりやすくなると思います。

takumi
僕もデスクワークに集中した時は、こんな風に跳ねたりして調整してます!

運動時間30秒…で改善…

不思議なことが起こりますよ。

目と合わせて調整する

また、耳と合わせて目の調整も1分でできるの一緒にすると効果爆上がり…

これは「視覚」についての記事で詳しく解説している周辺視野トレーニング

必要な部位に必要な刺激を入れてあげると身体機能がどんどん変化します。

 

takumi
もし長年柔軟・運動をやってるのに改善しない方は是非一緒にやってみてください!

▼こちらの一連の流れは動画でも解説しています▼

…大事なことなのでも一回伝えます…
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問題が山積みの体はうまく動かせない

SNSでめっちゃ良い!と紹介されている運動を
やってみても体が同じように動かせてないので
どこに効いているかわからない

効かせたくない場所が張って
脚が太くなったり痛めたりする…

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だから「耳」も「目」も含めて運動するのです。

耳と同様、体の動かしやすさに直結する目のトレーニングはこちらの記事で解説しています。

動きやすい体を総合的に作っていきましょう!

目のトレーニングで姿勢が劇的に変わる!【専門家しかしらない姿勢改善の方法】

まとめ

姿勢改善というとまだまだ「人にやってもらう」という感覚がある人も多いかと思います。

「骨盤調整」などのワードがやはり根強い人気で、その施術を受ければ改善すると思っている人もいらっしゃいますよね。

ですが、お伝えしてきたように「姿勢」はこのような「三半規管・耳石」の機能や視覚なども関係しています。

takumi
運動はやはり「自分でやる」が一番効果があります。

これは人にやってもらっているだけでは得られない効果。

「自己管理」が重要になる時代だからこそ、運動は必須。

だからこそ、なんとなくやっていた運動から意味のある運動へ…

変えていきたいですよね!

takumi
僕の仕事は最小の時間最大の効果を出せる運動プログラムを提供すること。

そのために「感覚の統合」を取り入れた運動プログラムを今後も提供し続けます。

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